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(日立ハイテクマレーシア会社)筑波大学マレーシア校・水戸二高・日立ハイテク連携によるSTEM教育を実施

1月14日・15日、日立ハイテクマレーシア茨城県立水戸第二高校(水戸二高)の生徒23名と教員3名を対象に、クアラルンプール本社と筑波大学マレーシア校にて、昨年に引き続き2回目となるSTEM教育プログラムを実施しました。

水戸二高・筑波大学マレーシア校の学生と

1日目は、筑波大学マレーシア校で開催され、電子顕微鏡や実践的な学習に焦点を当てた内容でした。生徒たちは、筑波大学に設置された卓上型電子顕微鏡Miniscope®TM4000IIIを実際に操作しました。

レクチャーを受ける生徒

TM4000シリーズは、卓上型顕微鏡の性能を再定義する革新と最先端技術を特徴としており、使いやすさ、最適化されたイメージング、高品質な画像を兼ね備えています。また、日立TMシリーズ製品のコンパクトなデザインを維持しつつ、新世代の卓上型顕微鏡として進化しています。

電子顕微鏡の体験学習

授業は、日立ハイテクのメンバーおよび大学教授による電子顕微鏡の基礎知識と使い方についての講義から始まりました。その後、実践セッションで昆虫や花粉を顕微鏡で観察しました。生徒たちは、電子顕微鏡で撮影された画像に非常に興味を持ち、積極的に活動に参加していました。

2日目は、日立ハイテクマレーシアの本社オフィスに移動し、Microsoft HoloLens2を使用したリモートアシスタンス技術を体験しました。Microsoft HoloLens2は、物理的な世界とデジタルの世界を融合させる混合現実デバイスであり、センサーや光学技術、ホログラフィック処理を活用して、3Dホログラムを生成します。これにより、情報を表示したり、仮想世界をシミュレートしたり、現実世界と融合させることができます。

本社でのHoloLens体験と日立ハイテクマレーシアの紹介

生徒たちはHoloLens2を使用して、日本の仲間とオンラインでつながり、日立ハイテクマレーシアのオフィスから指示を出し、折り紙を完成させる体験を行いました。また、日立ハイテクマレーシアのスタッフによる日立ハイテクの事業概要の紹介や、マネージングディレクターが水戸二高の生徒たちに向けて、海外での勤務経験について自身の体験を共有しました。

今後も、日立ハイテクマレーシアは、日立ハイテクグループおよび日立グループとの協力を通じて、科学教育の発展に努めていきます。


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