マガジンのカバー画像

サイエンスチャンネル

22
GENKIラボ(市岡元気)とのコラボ動画の紹介や、電子顕微鏡で観察したミクロの世界、小・中・高校での理科教育支援活動の様子などを紹介します
運営しているクリエイター

#ミクロ

(日立科学儀器(北京)有限公司)子供の日の特別イベントとして北京の地元小学校で理科教室を開催

晴れた初夏の6月1日(木)、中国の子供たちは「子供の日」の祝日を迎えました。この日、日立科学儀器(北京)有限公司は、北京の11未来城学校で、小学校3年生(45名)の生徒を対象に「理科教室」を実施しました。 会場では、日立科学儀器(北京)有限公司の社員が、生活の中でよく見かける毛髪、医療用マスク、モチノキの葉、アリ、ユリの花粉、小麦粉といった6種類のサンプルを用意し、電子顕微鏡を操作。子供たちは光学顕微鏡と卓上型電子顕微鏡の観察画像の対比を通じて、ミクロの世界を探求し、身近な

ミクロで見る「カビ」の世界

子どもたちに電子顕微鏡で観察した「ミクロの世界」のおもしろさを紹介するWebサイト「ミクロをもっと身近に」から「カビ」レポートをつくろう! を紹介します。 梅雨に入り湿度が高くなるこれからの季節、うっかり放置してしまったパンやお菓子などにカビが生えてしまったことはありませんか? 「カビ」は、美味しく食べられるキノコや、パンを作る酵母(イースト菌)の仲間です(正式には「真菌」といいます)。「真菌」にはたくさんの種類があり、なかでも食べ物などに生えたときに目で見えるものを、私

6月4日は「虫の日」―昆虫の口のひみつ―

虫の日にちなみ、子どもたちに電子顕微鏡で観察した「ミクロの世界」のおもしろさを紹介するWebサイト「ミクロをもっと身近に」から「昆虫の口のひみつ」を紹介します。 みなさんは昆虫を電子顕微鏡で観察した事はあるでしょうか? 花の蜜や木の樹液、小さい昆虫など、私たちの身の回りの昆虫はいろいろなものを食べています。 食べるものにより、吸う、なめる、噛むなど、食べ方を変えなくてはなりません。 例えば、チョウはくるくると巻き取られている細長い口を伸ばして花の中に差込こみ、先端の味を

知りたい!ミクロで見たマスク

季節を問わず飛散する花粉や、ウィルス対策には手放せないマスク。 不織布で作られた使い捨てマスクや、洗って繰返し使える布製マスク、ポリウレタン製のマスクなど、さまざまな種類のマスクが作られています。 今回は子どもたちに電子顕微鏡で観察した「ミクロの世界」のおもしろさを紹介しているWebサイト「ミクロをもっと身近に」からミクロで見たマスクを紹介します。 咳やくしゃみをした時に飛び散る飛沫には、病気の原因となる細菌やウイルスが含まれていることがあります。周りの人に病気をうつさな

「電子顕微鏡から広がる世界」第4回岡山県立玉野高等学校

当社では、先進的な理科教育を実施している教育機関に卓上顕微鏡Miniscope®の貸出協力を行っています。 「電子顕微鏡から広がる世界」では、日常では体験できないミクロの世界に触れたことをきっかけに、科学の道に一歩踏み出した皆さんの、それぞれの今をお届けします。 岡山県立玉野高等学校は、1939年(昭和14年)の創立から80年以上の歴史と伝統を誇る普通科高校。令和3年度からは単位制を導入し、2・3年次には「自然科学・医療科学・人文科学・地域科学・芸術科学」の5つの系列による

植物の花粉

 今回は子どもたちに電子顕微鏡で観察した「ミクロの世界」のおもしろさを紹介しているWebサイト「ミクロをもっと身近に」から植物の花粉について。 「花粉」という言葉を聞くと、目が痒くなって鼻がムズムズしてくる・・ そんなイメージの「花粉」ですが、各地で見ごろを迎えている「ウメ」、これから楽しみな「サクラ」。 これら「バラ科」の花粉を見たことはありますか? バラ科の花粉は細長く、口のようなへこみがあるのが特徴です。 「科」により、トゲや網目模様がある花粉は、見た目の花の印象