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<第6回 グローバルDEIイベント>心理的安全性を高める、インクルーシブな職場のカギ 「アライシップ」

今後、各職場においてダイバーシティ(ジェンダー、経験、国籍、障がい/ニューロダイバーシティ等)が増えていく中で、チームメンバーの心理的安全性を高め、インクルーシブな職場を実現するための「アライシップ(支援行動)」というコンセプトを理解していただくことを目的として、9月13日(金)に日立ハイテクと日立ハイテクアメリカの共同開催で「アライシップ」というテーマのイベントを実施しました。

 本イベントは日立ハイテクアメリカ Senior Manager STEM Outreach ; Regional Lead – DEI Business Strategist の Lori Harvey さんに「アライシップ(支援行動)」のコンセプトについての講演を頂いた後、参加者に自らのアライ・ストーリー(支援行動)について話をして貰ったところ、以下のようなエピソードがありました。
 
▪「人種差別」へのアライ(支援者)として、自分の子どもが人種差別されそうになった経験を通じ、自らの行動(Speak up)の大切さを肌で感じた。
 
▪「外国籍従業員」へのアライ(支援者)として、自らERG(社員コミュニティ)を立上、外国籍従業員をサポートしている。
 
▪「障がいがある従業員」へのアライ(支援者)として、職場メンバーが聴覚障がい者を理解できるよう、手話講座の開催等を通じ、最適な環境をめざしている。

また、イベントの最後には、「アライ」としてできることとして、①学ぶ、②発信、③行動が紹介されました。参加者からは「手話の学習を始めたい」、「意識的にAllyshipという言葉を使う」、「職場で相談窓口の構築を考えたい」、「からかいをやめる」など、自分事としての行動変容の目標が多数寄せられ、インクルーシブな職場づくりを促す機会となりました。


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