(那珂地区)パンポン大会を開催
6月3日に那珂地区(茨城県ひたちなか市)で5年ぶりとなるパンポン大会が、しおかぜみなとの体育館で開催されました。
「パンポン」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?パンポンとは、茨城県日立市を中心に親しまれているスポーツで、テニスと卓球をミックスしたような競技です。「パンと打って、ポンと弾む」ことから「パンポン」と呼ばれているこのスポーツの起源は、日立の工場にあります。
1921年頃、日立製作所の工場では休憩中の息抜きとして多くの人がキャッチボールをしていましたが、窓ガラスを割ることが多く、工場内ではキャッチボールが禁止となります。そこで、作業員が道路に線を引き、みかんの空き箱で作った木の板を使いゴムボールを打ち合ったのが、パンポンの始まりです。
ここで簡単にパンポンのルールを解説します。
パンポンのルールは、卓球やテニスと似ています。横2.5メートル、縦7メートルのコートを、高さ40センチメートルの平均台に似た木製の「ネット」で2つに分けて、木製ラケットで軟式テニスボールを打ち合います。3ゲームマッチで、1ゲームは4ポイント先取した方が勝ちとなります。(日立製作所Webサイトより)
大会当日は女子バスケットボール日立ハイテククーガーズの選手も加わり、110名が参加。パンポンを楽しむ「エンジョイリーグ」(シングル・ダブルス)と、経験者で構成された「チャレンジリーグ」に分かれて試合が行われました。
パンポン経験者にとっては、コロナ禍で在宅勤務になったりとブランクのある中で開催されたパンポン大会ですが、未経験者から上級者まで楽しめる大会となりました。日立グループパンポン大会には、チャレンジリーグで優勝したチームを主体にして、ハイテクグループ代表として出場します。
当日は、お灸教室やクーガーズ選手とのバスケット体験、パンポン体験も行われ、社員だけでなく家族も一緒に楽める一日となりました。