(関西支店)1階ラボにて「ミクロ生物観察会」を開催
8月5日(土)日立ハイテク関西支店では、理科教室イベントとして、卓上型電子顕微鏡TM4000PlusⅡを使用したミクロ生物観察会を開催しました。(主催:近畿電子顕微鏡技術情報交換会(代表 神戸大学 池田健一 准教授)後援:株式会社日立ハイテク、医学生物学電子顕微鏡技術学会)
この活動は大学の先生方の「子ども達に実機を用いて科学の世界をより身近に感じてほしい」という熱い想いが永きにわたり引き継がれ、今回41回目の開催となりました。この企画には、リピーターの参加者も多く、この体験を通じて、大人になった今も主催者側として参加する方など、多くの方々のお力添えにより、続いています。
今回は「手作り顕微鏡」体験や、染色技術と光学顕微鏡で「じぶんの細胞をみてみよう」などのコーナーも設けられ、盛り沢山の内容となりました。
当日は合計10組の家族が参加してミクロの世界に触れました。参加者の子供たちが選んだ様々なサンプル(葉、タツノオトシゴ、ダンゴムシ、花びら等々)を試料台にのせ、最初は光学顕微鏡での観察を行い、続いて電子顕微鏡で観察しました。
電子顕微鏡観察では、先生に教えられながら、PC操作も皆さんお手のもので、得意げに覚えて操作したり、積極的に質問をしたりする様子が見られ、夢中になって観察を楽しんでいる姿が印象的でした。
アンケートでは「初めて電子顕微鏡を触って、気孔や毛を鮮明に見れてすごかった」「子供にパソコン操作をさせていただいて、ためになりました。ただ見ているだけではなく、ちょっとだけ難しい経験ができ、また参加したいと思ったことでしょう」などの感想があり、自分自身で操作し、知らない世界を見ることで、わくわく、どきどき感を味わい、さらに深く興味を持つことができたと思います。
関西支店では、今後も子どもたちの理科教育を通じて、社会貢献活動を推進していきます。